2016年3月16日水曜日

ミドルクラススマートフォンは2万円前後が主戦場になる

Zenfone5というスマートフォンがあった。

そのスマートフォンは、当時の日本でSimフリーと言えばこれと言われるほどの人気を誇った。
…いや、2014年末時点で他のがボロクソだっただけだけども。

このZenfone5のスペックは
CPU: Snapdragon S400
RAM :2GB
画面: 5インチHD(1280*720)解像度
というもので、全体的に「ゲームしなけりゃ十分」というものだった。

このS400/2GB/5インチHDという構成は、後々最早定番と言われるほどのものとなり、
特に日本において、これに近い構成のスマートフォンが多数発売され、激戦区となった。

後継のS410を搭載したものを含めて、日本で発売したものを書き出してみると

・ASUS

  ・Zenfone5
    ・Zenfone2 Laser
    ・Zenfone Go
  ・Zenfone Max

・HTC
 ・Desire 626
・SHARP
 ・AQUOS SH-M02

・FUJITSU
 ・ARROWS M02

・VAIO
 ・VAIO Phone
・Motorora
  ・Moto G(3rd Gen)

…とまあ、Zenfone5以降、S410/S400/2GB/5インチHDという端末は日本でこれだけ発売されるわけですが、

コレにFreetelが「MIYABI」を発表。
MediaTeKがS400類似スペックのCPU、MT6735が搭載されている事がわかると、
MediaTeK製CPU搭載機を含め、クアッドコア1.0-1.6Ghz/2GB/5インチHDの端末が多数登場した。

・Freetel
  ・MIYABI
  ・Priori 3S

・Acer
 ・Z530

・Covia
 ・i-dio phone

・ZTE
 ・Blade V6

(ちょっと例外的だけどHuaweiのP8liteを含む)

こうして見ると、似たようなスペックの端末が
14種も存在しています。全部日本仕様です。
値段も、2万円弱から3万円強までの間に並んでおり、
選ぶのも難しいです。
というか正直このスペックの端末多すぎて飽きてきました。

しかしこれらの端末、2015年前半までは3万円前後を価格帯の中心に据えていましたが、
2016年に入ってから明らかに2万円前後に移動しています。
時期的にはMIYABIが発売されて以降ですね

2016年3月現在、「買う価値のある」2万円前後の端末は以下。
(全て税込)

Huawei P8lite              24,927円
ASUS Zenfone2 Laser  24,619円
Acer  Z530                 21,990円
Freetel MIYABI            18,400円
Freetel Priori 3S          17,900円

以上の5機種。それ以外はなんかどれもコレも微妙です…
(本当はDesire 626を勧めたいけど需要がニッチだし…)

今まで、これらの5機種の中から1台オススメを出せと言われたら悩むところでしたが、
今月中にZenfone Goがこれらの中に加わります。

自分は今後「とりあえずZenfone Go買っとけ」と言うようになると思います
理由は簡単。「スペックがそれぞれあまり変わらないのにバッテリー持ちが良いから。」

上記6機種の中でバッテリーが最も大きいのはPriori3Sで、4000mAhですが、
CPUのスペックが低めです。
Zenfone Goは3000mAhですが、CPUのスペックも高め、画面も5.5インチと大きく、
尚且つ価格も21,384円と抑えられています。

5インチと5.5インチ画面の差は案外大きく、動画を見るなら画面はデカイほうがいいです
(近頃のZenfoneは音量ボタンの位置が残念だけども)
そんなデカイZenfoneは片手操作モードを搭載しており、
上部の押しにくい電源ボタンも、画面ダブルタップで画面がつくのであまり使いません。
そして背面が湾曲していてサイズの割に持ちやすいです。

絶対にバッテリー持ちが良いほうが良いならPriori3Sを、
5.5インチがデカイという人はMIYABIかZ530を、
それ以外の人はZenfone Goを、といった感じでおすすめします

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